2005年04月20日
男の子、女の子
「メスのほうが飼いやすいですよ」という飼育書やネットの情報が多いようで、小型犬のお問い合わせいただく7〜8割のかたがメスを希望。
本当にメスが飼いやすいの・・・
私自身は性別による飼いやすさの違いはなく、それぞれの特徴を理解することが重要だと思います。 また、メスを迎えて避妊手術を行なう場合はメリットばかりでなくデメリットも知ることが大切です。
間違った先入観を捨てることが子犬さがしの第一歩
オスが敬遠されてしまう理由は足を上げてオシッコをすることとマーキング しかし、最近のオスには変化が表れているのです
家族の一員として迎えられた子犬は家の中ではすっかり安心し、縄張りの意識がなくなるようで・・・ そのため家の中では足を上げないでオシッコをするオス犬が非常に増えています。 また、トイレのシツケがしっかり出来ていないケースや月齢によるイタズラとマーキングを勘違いしている場合も多いようです。
わが家の愛犬モモはメスですが、散歩の途中で片足をすこし浮かしてのオシッコ(マーキング?)を毎回行ないます
オスを飼っている私の知り合いの多くも「足を上げないでオシッコをする」と普通に言っていますし、逆にメスを多頭飼いしている知り合いは「一番上の子だけ足を浮かせてオシッコをするんだよ」と言っています。
将来「子犬を生ませたい」という希望があるのであればメスを飼うことが必用ですが、とくにそのような希望がないのであれば「可愛い」と感じた子犬を迎えるのが良いと思います。
安易な飼育書やネットの情報を信じ込んでしまうと子犬さがしのハバが狭くなってしまいます。 実際に犬を飼っている人の意見を参考にしたり、生きた情報をしっかりと収集することが大切ですよ